SAVINI番号 音楽様式 作曲年 作品名 作詞者 声の編成 冒頭歌詞 備考
001  オラトリオ Oratorio 1908年 『ABRAHAM』 アブラハム  ラテン語 3部作 Carlo Torello テノールT2名、テノールU2名、同声コーラス、バリトン   創世記12章から始まるアブラハムの物語を描く三幕のオラトリオ。チマッティ神父の最初のオラトリオ
001-01 聖書の言葉 Parole della Scrittura 1908年 『ABRAHAM』 1 『La vocazione』 召し出し Carlo Torello   Beatus vir qui non abiit in consilio impiorum  
001-02 聖書の言葉 Parole della Scrittura 1908年 『ABRAHAM』 2 『Il sacerdozio』 祭司職 Carlo Torello   Percutite timpana, conclamate tubis  
001-03 聖書の言葉 Parole della Scrittura 1908年 『ABRAHAM』 3 『Il sacrificio』  いけにえ Carlo Torello   Puerorum omnium pulcherrimus Isaac  
002 オラトリオ Oratorio 1950年7月2日 『L’ASSEDIO DI AUGUSTA』 955年のアウグスタの包囲 ラテン語とイ語 3部作 Luigi Del Col     Ulderico Romani 院長の霊名日に際し、アウグスタの町を救った聖ウルデリコの物語が作曲された。三部オラトリオ。AL'invasione 侵略、AL'assedio 包囲、BLa liberazione 開放。 
003 オラトリオ Oratorio 1944年12月 『BONE PASTOR』 良き牧者 ラテン語 1部作 Luigi Del Col     善き羊飼いイエスを描くオラトリオ。戦時中作曲され、練馬のサレジオ神学校で上演された
004 オラトリオ Oratorio 1941年東京 『ドン・ボスコ叙階百周年記念』 LA CONSACRAZIONE SACERDOTALE DI D. BOSCO 1幕 Luigi Del Col     1841年に聖ヨハネ・ボスコが司祭に叙階されたことを記念する1幕のオラトリオ。ラテン語訳もある
005 オラトリオ Oratorio 1926年 『FILIUS PRODIGUS』  放蕩息子 ラテン語 プロローグと4部  A.Cojazzi     ルカによる福音書15章に出る放蕩息子のたとえ話を描く。プロローグと四部からなるオラトリオ。@Le gioie della famiglia AEt ivit in longinquam BSurgam et ibo CVenit ad Patrem suum. 1949年はじめて調布で上演された。
006 オラトリオ Oratorio 1902年8月3日Piova 『GLORIA JOSEPH』 ヨセフの光栄 イ語 3部作 ヨセフとサタンのソロとコーラスパートのみ存続       聖ヨセフを称える3幕のオラトリオ。台本は紛失。アダム、キリスト、天使の他に、太祖、悪魔、警吏、兵隊、天使のコーラスもあったはずである.第一部は黄泉で、第二部はカルワリオ山で行なわれていた。
007 オラトリオ Oratorio 1950年8月21日香港 『PARABOLA SEMINANTIS』 種まく人のたとえ話 ラテン語 プロローグと5場面       マタイによる福音書13章のたとえを描く、プロローグと五場のオラトリオ。@La semina 種まき、ASemen secus viam 道端での種、BSemen supra petram 石の上の種 CSemen inter spinas 茨の中の種、DSemen in terram bonam よい土地の中の種。 香港で黙想会を説教した時に作曲
008 オラトリオ Oratorio 1947年東京 『PASSIFLORA SERAPHICA』 セラフィムのような苦難の花(Beltrami神父) ラ語 3部作 未完成 L. Del Col     Valsaliceの同僚だった「アンドレア・ベルトラーミ神父五十回忌」のために作曲されたが、上演された記録はない。伴奏未完成。
009 音楽劇 Operetta 1924年 『ALBA FIORITA』 Il sogno rivelatore di Giovannino Bosco 花開く暁 少年ボスコの夢 3幕    Carlo Torello     ドン・ボスコが9才の時に見た予言的な夢を描く三幕のオペレッタ。
010 音楽劇 Operetta 1953年調布 『聖夜の森の動物たち』 GLI ANIMALI DELLA NOTTE SANTA 日本語とラテン語       クリスマスのための短い一幕の演劇
011 音楽劇 Operetta 1946年 『クリスマスの鐘 - ベニヤミン』 LE CAMPANE DI NATALE  - BENIAMIN 日本語 三幕 M.Moskwa     クリスマスの出来事を語る三幕のオペレッタ。脚本もある
012 音楽劇 Operetta 1922年 『BEN ISRAEL』 ベン・イスラエル(イスラエルの子) 二幕イ語 『GIUSEPPE L'EBREO』N.870番参照 Ang. Burlando     創世記37章から始まる、エジプトに売られたヨセフ物語を描く。職業学校総顧問だったG.Vespignani神父にささげられている
013 音楽劇 Operetta 1942年東京 『BUSTASEIDE』 ブスタセイデ イ語 三場面、喜悲劇 Luigi Del Col     戦時中、飢餓をしのぐ神学生が子牛を犠牲にするという英雄喜悲劇。(リゴレット,ノルマ,カルメン,ラ・トラヴィアータのメロディーを借りたものである)。
014 音楽劇 Operetta 1954年東京 『愛の灯は消えず』 LA CARITA‘ NON VIENE MENO 日本語  一幕 libretto無し 恵美漸吉     脚本がないため、内容がはっきりしない一幕のオペレッタ。五つの歌からなっている 
015 音楽劇 Operetta 1908年 『IL CIECO DI GERICO』 『エリコの盲人』 イ語(日本語訳あり)導入Ballataと二幕 違う二版あり Cesare Zoboli     ルカによる福音書18.35のエリコの盲人の癒しを描く二幕のメロドラマ。チマッティ神父の最初の長編演劇作曲。12月8日の最初の上演に福者ルア神父も参加した.。直筆はなく、違う二つの版がある。伴奏はR.Boscoによるが、チマッティ神父の即興に基づくという。
016 音楽劇 Operetta 1951年東京 『CORSARI IN VAL DI SOGNO』 夢渓谷の海賊 イタリア語 三幕の舞台演技  S.Pericolosi     脚本紛失のため、内容不明の三幕オペレッタである。PordenoneのS.Pericolosi神父から頼まれて作曲した
017 音楽劇 Operetta 1919年 『CRISTIANO,CAVALIERE SENZA MACCHIA e senza paura』 キリスト者汚れなく、恐れない騎士  Anco Vinci     前奏曲と三場からなる聖劇。伴奏はない。トリノの聖ヨハネ教会と聖ヨセフのオラトリオを担当していた時の作曲
018 音楽劇 Operetta 1943年東京 『LA CROCE SUL COLLE』 丘の上の十字架 イタリア語 プロローグと二幕の宣教劇 C.Tassinari     キリシタン時代の平戸での出来事を描く三幕の劇。1943年1月31日練馬のサレジオ神学校で上演。パートはよくできている
019 音楽劇 Operetta 1934年頃宮崎 『散る山桜』 CADONO I FIORI DI CILIEGIO 日本語 三幕の演劇 libretto無し       台本が紛失した三幕のオペレッタ。原文の一部はあるが、未完成である。宮崎小神学校の生徒のためか
020 音楽劇 Operetta 1911年 『GIANDUJEIDE』 道化師 イ語  声楽喜歌劇 四節草案のみあり  伴奏なし       未完成の喜歌劇。四節のみ作曲された。第四節は「アラビア風の歌」とある
021 音楽劇 Operetta 1922年 『IL GIGLIO D’ORO DI VISNU`』 『ヴィシュニューの黄金のユリ』 イ語(日本語、英語訳あり)二幕 Ang. Burlando     インドを舞台とする宣教物語二幕のオペレッタ。1955年11月1日調布で上演された
022 音楽劇 Operetta 1939年 『細川ガラシア』 HOSOKAWA GRAZIA 元ニ幕の音楽ドラマは、後に三幕のオペラにされた。二幕のlibrettoはない Herm.Heuvers     キリシタン時代のヒロインを称える。1940年1月24・25日日比谷公会堂で、5月18・19・20日大阪朝日会館で上演された。戦後さらに、チマッティ神父によりオペラとしてすべての部分が作曲され、1960年塚谷晃弘師のオーケストレーションで東京文京公会堂で、1965年読売ホールで、1966年教育会館虎ノ門ホールで上演された
023 音楽劇 Operetta 1942年東京 『支倉六衛門』 HASEKURA ROKUEMON 日本語 二幕  libretto無し Herm.Heuvers     キリシタン時代の迫害中ヨーロッパへ派遣された支倉六衛門を歌う二幕のオペレッタ
024 音楽劇 Operetta 1956年10月7日東京 『カルマ』 KARMA 日本語 二幕 鈴木恒夫     インドを舞台とする宣教の二幕のオペレッタ。作曲された年に調布サレジオ神学校で上演された
025 音楽劇 Operetta 1945年東京 『LAZZARIGLIO』 ラザリーリオ イ語 日本語訳もある 前奏曲付き三場 Luigi Del Col     欲張り主人と怠け召使ラザリリオの物語。プロローグの2幕の喜劇オペレッタ。日本語訳もある
026 音楽劇 Operetta 1957年東京 『LA MADONNA DELL'ALPE』 アルプスの聖母 イ語 一幕の聖劇 日本語訳は866参照 Ruf. Uguccioni     山の小聖堂を舞台に展開される仙人と強盗物語一幕オペレッタ。1957年、チマッティ神父は『La Madonna del buon ritorno』という題で作詞者に送った。1958年、LDCからLa Madonna dell'Alpe』という題で印刷された。1966年、Del Col 神父は『お告げの聖母』という題で日本語に訳した。 866番参照
027 音楽劇 Operetta 1947年帰国中 『LA MADONNA DEL NIDO』 『慰めの聖母』  イ語(日本語訳もある)  一幕 Ruf. Uguccioni     探偵物語に基づく一幕のオペレッタ。LDCにより5回再版された。『慰めの聖母』の題で日本語に訳された
028 音楽劇 Operetta 1922年 『MARCO IL PESCATORE』 『マルコ漁師』 イ語(日本語訳もある) 二幕 元題“REFUGIUM” Ruf. Uguccioni     病気の母を助けようとする漁師マルコは悪魔の誘いにかかり、家出して弟に助けられるという二幕のオペレッタ。チマッティ神父のオペレッタの中で一番よく上演され、多くの言語に訳されたたもの。7版あり
029 音楽劇 Operetta 1955東京 『マリオ』 MARIO 日本語 一幕 矢野郁太郎     ローマ時代のキリスト教迫害を舞台とした一幕のオペレッタ。最初は、1961年中津ドン・ボスコ学園で上演された
030 音楽劇 Operetta 1944年6月16日 『ILMESSAGGERO』 使者 イ語 三場のアレゴリー(寓話) Luigi Del Col     三場面のアレゴリーの形で、罪を犯してから神に救われる人間を描く。1944年6月16日聖心の祝日、練馬のサレジオ神学校で上演され、上演の前、チマッチ神父はギリシア劇同様“extra scaenam”舞台の前でコーラスを説明した
031 音楽劇 Operetta 1925年 『NOSTRA SIGNORA DELL'AMORE』 愛の后 イ語二幕 元題『O SIGNORA DELL'AMORE』 Ang. Burlando     ニ幕のオペレッタ。日本に来る任命を受けた1925年4月21日Valsaliceで上演された。『O Signora dell'amore』が元の題であった。名曲が含まれているが、脚本がない
032 音楽劇 Operetta 1942年東京 Operetta in lingua sapagnola これらの歌は『支倉六衛門』 N23に属する       戦時中作曲されたが、未完成である。サンチョ、ヒメネス、海賊が途上する。直筆はあるが、タイトルなし
033 音楽劇 Operetta 1921-25年 『I PAGGI DELLA REGINA』 女王の小姓たち イ語  一幕   libretto無し       フランスのアントニエッタ女王を歌う一幕のオペレッタ。脚本がない
034 音楽劇 Operetta 1949年印刷 『原城哭く』  IL PIANTO DI HARAJO 日本語 三幕 42番のイ語の音楽は違う Uld. Romani     島原の乱の出来事を描く三幕のオペレッタ。日本語訳は坪内あきら氏による。原文のイタリア語も作曲されたが、曲は全く違う。 34番と827番参照
035 音楽劇 Operetta 1938年頃 『PICCOLO GREGGE』 小さき群れ 三幕 宣教劇 V.Cimatti e F.Morri作となっている  libretto無し Ruf. Uguccioni     三幕の宣教を内容とするオペレッタ。イタリアのSEI社より1940年に出版された。1938年の帰国の時に作曲されたと思われる。脚本がない
036 音楽劇 Operetta 1924年 『RAGGIO DI SOLE』 太陽の光線 イ語 三幕 大成功を収めたオペレッタ。何度も増刷された                            Ang. Burlando     中国を舞台とする冒険に満ちた三幕の大成功したオペレッタで、1924年Valsalice最初に上演。何回も再版された。伴奏もチマッティ神父による。お気に入りのものだった
037 音楽劇 Operetta 1960年東京 『母のかたみ』 RICORDO DELLA MAMMA 三幕のクリスマス劇  S. Dell'Angela     三幕によるクリスマス劇。脚本不明
038 音楽劇 Operetta 1941年東京 『IL RITORNO DELL‘AMBASCIATA』 『使節帰る』 イ語と日本語訳 一幕(天正使節団帰国) Clod. Tassinari     天正使節団の少年たちが船の上で帰国途中の思い出をを歌う1幕のオペレッタ。その中に15−16世紀のイタリアやスペインの幾つかの歌が含まれている
039 音楽劇 Operetta 1924年 『SAN FRANCESCO DI SALES』 聖フランシスコ・サレジオ イ語  二幕の聖劇 Ang. Burlando     サレジオ会の保護者、教会博士聖フランシスコ・サレジオの学生時代を題材とする2幕のオペレッタ
040 音楽劇 Operetta 1922-24年 『IL SOGNO DEL CACICO KUDDORO』 クッドロ酋長の夢 イ語 三幕 libretto無し Carlo Torello     宣教師の冒険を歌う三幕のオペレッタ  
041 音楽劇 Operetta 1953年調布 『暁の星』 STELLA DEL MATTINO 日本語 二幕  libretto無し 恵美漸吉     マリアさまを歌うニ幕によるオペレッタ。脚本紛失   
042 音楽劇 Operetta 1946年 『S’UDIRONO IN HARA SINGULTI』 原城嘆く 三幕 『原城嘆く』34番と同じ内容、音楽は違う   Uld. Romani     原城の乱の出来事を歌う3幕のオペレッタ。Romani神父の願いに応えて作曲され、1949年LDC社により縮小されて出版された(34番参照)
043 音楽劇 Operetta 1950年11月8日 『UN VINCITORE ADOLESCENTE』(S.D. SAVIO) 勝利を得た若者 ラ語とイ語 プロロールと三幕  libretto無し       聖ドミニコ・サビオが列福された年に、香港で黙想会を説教した時に作曲した。1955年調布で上演された。脚本がない
044 音楽劇 Operetta 1929年帰国中Chieri 『LA VERA CIVILTA’』 真の文化 イ語 三幕の宣教劇  Favini G.Tosco     宣教生活を題材とする3幕のオペレッタ。1929年 イタリアの帰国中、教え子たちに頼まれて作曲した
045 音楽劇 Operetta 1936年宮崎 『LA VITTORIA DI DON BOSCO』 ドン・ボスコの勝利 イ語三幕 プロローグ一部と天使の歌のみ  libretto無し A.Marescalchi     三幕の舞台劇ではあったが、プロローグの一部しか残っていない
046 ミサ曲 Messa cantata 1925年以前 『MESSA PASTORALE PRIMA』 典礼の言葉 三部合唱   “Sanctus”、“Benedictus”と"Agnus Dei”に欠けている部分はR.Boscoにより完成された
047 ミサ曲 Messa cantata 1952年イタリア帰国中 『MESSA CORALE ”SALVE MATER” 』   典礼の言葉 会衆の一声とオルガン   グレゴリオ聖歌のメロディーに基づく。1953年LDCから出版された
048 ミサ曲 Messa cantata 1941年印刷 『日本語のミサ曲』 日本語で作曲された最初のミサ  典礼の言葉 会衆二コーラスとオルガン   公会議25年前、最初の日本語のミサ曲である。カトリック聖歌集56−60番に載っているのは編曲である。新しい典礼の言葉に合わせるため、1966年ドン・ボスコ社から出版されたがKYRIEは編曲された。1975年以降の中央協議会の版のほうはより忠実である。
049 ミサ曲 Messa cantata 1934年 『MESSA IN ONORE DI SAN GIOVANNI BOSCO』 聖ヨハネ・ボスコのためのミサ曲  典礼の言葉 混声2部および3部合唱とオルガン   ドン・ボスコの列聖のために作曲された。グレゴリオ聖歌のメロディーを利用している
050 ミサ曲 Messa cantata 1925年以前 『MESSA IN ONORE DI SAN GIUSEPPE』 聖ヨゼフを賛えるミサ曲  典礼の言葉 混声3部とオルガン   オルガンの楽譜が紛失している
051 ミサ曲 Messa cantata 1955年調布 『MESSA "NOME DOLCISSIMO”』    典礼の言葉 混声3部とオルガン    Nome dolcissimo のメロディーのほかに、日本的なメロディーも使っている。11月24日はじめて歌われた
052 ミサ曲 Messa cantata 1953年調布 『MESSA PASTORALE su motivi natalizi』 クリスマスの牧歌的主題によるミサ曲  典礼の言葉 同声二部とオルガン   クリスマスのいろいろなメロディーを使っている。12月25日のミサに調布で歌われた
053 ミサ曲 Messa cantata 1957年、調布 『MESSA POPOLARE IN ONORE DI S.D.SAVIO a cori alternati』 聖ドメニコ・サヴィオのミサ曲  典礼の言葉 一声交唱とオルガン   当時の管区長ダルクマン神父に捧げられている
054 ミサ曲 Messa cantata 1955年頃 『MESSA SAN PAOLO』 聖パウロミサ曲 謄写版印刷のみ 典礼の言葉 混声三部 オルガンのパート無し   サレジアン・シスターズ総長シスターカンタの誓願50周年のため。オルガン伴奏はシスター西田が残してくださった楽譜に入っている
055 ミサ曲 Messa cantata 1959年8月 『MESSA "AVE MARIA” IN MONTANA NOJIRI』 ミサ曲「野尻のアヴェ・マリア」 Credo無し  典礼の言葉 混声三部合唱とオルガン   1959年8月5日、雪の聖母の祝日に野尻湖で歌われた。グレゴリオ聖歌の Ave Maria のメロディーによる
056 ミサ曲 Messa cantata 1950年、東京 『MESSA IN HONOREM SANCTI D.SAVIO』 日本的メロディーを取り入れ、完成度の高いミサ曲 典礼の言葉 混声三部とオルガン   ドミニコ・サビオが福者になったとき。チマッティ神父のミサ曲の中で特によく手を加えられたものである。伴奏もよくできている
057 ミサ曲 Messa cantata 20 年不明 『MISSA IN HONOREM SANCTI JOSEPH』 聖ヨゼフを賛美するミサ曲  典礼の言葉 混声三部とオルガン 伴奏部無し    伴奏は欠けている
058 ミサ曲 Messa cantata 1945年9月11日宮崎 『MISSA MATER GRATIAE AUX. CHIRISTIANORUM』(1)恵みの母、キリスト者の扶助者聖母ミサ曲  典礼の言葉 混声二部合唱とオルガン    終戦後、東京の神学校が難を逃れた感謝として9月11日宮崎で完成され、同年12月8日神学校で歌われた
059 ミサ曲 Messa cantata 1956年東京 『MISSA MATER GRATIAE AUX. CHIRISTIANORUM』(2)恵みの母、キリスト者の扶助者聖母ミサ曲  典礼の言葉 混声三部合唱とオルガン   誓願を立てたことによりできあがった下井草教会のため、N.58のミサ曲を3部合唱に編曲したもの
060 ミサ曲 Messa cantata 1936年 『MISSA PASTORALIS IN HONOREM S.J.BOSCO』ドン・ボスコを讃える CredoとAgnusDei無し 典礼の言葉 混声三部とオルガン    牧歌的メロディーによるミサ曲。CredoとAgnus Dei はない。原文はある。練馬の神学校で歌われたであろう
061 ミサ曲 Messa cantata 1938年 『MISSA Salesiana"SAEPE DUM CHRISTI" in honorem S.D.Mazzarello』聖女マザレッロを賛えるミサ   典礼の言葉 男声三部合唱とオルガン   よくできている伴奏は教え子A.Fedrigottiによる。1943年のプリントはあるが、帰国した1938年のものであろう。その年に福者にあれた。Credoはない
062 ミサ曲 Messa cantata 1953年9月19日 『MISSA “TOTA PULCHRA”』 ミサ“TOTA PULCHRA” Credo無し  典礼の言葉 混声三部合唱 伴奏無し    マリアの聖年1954年のために作曲されたと思われる
063 ミサ曲 Messa cantata 1964年 『MISSA “SALVE MATER”』 Credo無し GIUBILEO D’ORO DI DON CAVOLI  典礼の言葉 同声三部 オルガンパート譜無し   チマッティ神父の最後の作曲。同僚Cavoli神父の叙階50周年のために約束していたもの。震える手Kyrieだけで書いた。1964年7月Simoncelli神父に書き写しを願った。
064 主の歌 Canto al Signore 1941年 『ADORO TE DEVOTE』 古典主題による 典礼の言葉 単声とオルガン Adoro te devote 聖体礼拝の歌。名曲の一つ。印刷されている
065 主の歌 Canto al Signore 20 年不明 『ADORO TE DEVOTE』                                         典礼による 混声三部のソロ Adoro te devote 聖体礼拝の歌
066 主の歌 Canto al Signore 1900年頃 『A TE, RE SOMMO, REDENTOR DEL MONDO』 最高の王、世の救い主であられる主よ    同声二部とオルガン    A te re sommo redentor del mondo 若いときの作曲と思われる
067 主の歌 Canto al Signore 1900年頃 『AVE VERUM』 ご聖体の歌  (トリノのLDC社により出版さた) 典礼の言葉 バリトンソロとオルガン  Ave verum corpus natum 1941年LDCより印刷された
068 クリスマス Natale 1940年 『CHRISTUS NATUS EST NOBIS』 私達のためにキリストが生まれた クリスマスの歌   典礼による 男声三部とオルガン Christus natus est nobis 1940年にコピーされたものが残っている
069 聖書の言葉 Parole della Scrittura 1921年5月12日 『COR MUNDUM CREA IN ME, DEUS』 主よ、私のうちに清い心をおつくりください   詩篇51.12 バスのソロとオルガン  Cor mundum crea in me Deus 親友Sbernini神父の初ミサのためにささげられた
070 主の歌 Canto al Signore 1945年1月13日 『DA PACEM DOMINE』 主よ、平和をお与えください    典礼の言葉 アカペラ  三声合唱 Da pacem Domine in diebus nostris 戦争の最後の年1月31日ドン・ボスコの祝いのとき神学校で歌われた
071 聖霊 Spirito Santo 20 年不明 『DOMINE, EMITTE SPIRITUM TUUM』 主よ、あなたの霊を送ってください   典礼の言葉 同声二部とオルガン  Domine emitte Spiritum tuum et creabuntur 聖霊の恵を願う歌
072 主の歌 Canto al Signore 1940年 『DOMINE, SALVUM FAC PATREM』  主よ、父を救ってください    典礼の言葉 アカペラ  三部合唱 Domine salvum fac Patrem nostrum 前年にピオ12世が選ばれた後、イタリアが戦争に入った。歌詞から難しい時代が始まったことが分かる
073 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1910年前後 『SFOGO DELL'ANIMA』(S.Cuore) 魂の叫び Savini目録“E`notte,brillano nel firmamento”   アカペラ  三部合唱 E' notte, brillano nel firmamento le stelle 若い時の作曲。天への憧れが感じられる
074 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1925年以前 『EN UT SUPERBA CRIMINUM』(In festo SS.Cordis Iesu) イエスの聖心の歌  典礼の言葉 アカペラ 同声二部 En ut superba criminum Antolisei-Cimattiとなっているので、来日以前のものである
075 主の歌 Canto al Signore 1899年 『INGEMISCENTIS ANIMAE NOCTURNA MEDITATIO』 Savini “Fatalis ruit hora” Leo XIII教皇 同声三部とオルガン   Fatalis ruit hora 当時の教皇レオ13世の言葉に基づく
076 クリスマス Natale 1920年前後 『GESU BAMBIN MI GUARDA』 幼子イエスは私を見ておられる クリスマスの歌   民衆の歌から 同声二部とオルガン 伴奏部無し Gesu' bambin mi guarda クリスマスの歌
077 クリスマス Natale 1920年前後 『GESU' BAMBIN IN QUESTA NOTTE』 この夜に幼子イエスを クリスマスの歌   民衆の歌から 一声とオルガン (伴奏部無し) Gesu' bambin in questa notte il cielo a noi クリスマスの歌
078 聖書の言葉 Parole della Scrittura 1927年 『IN NOMINE JESU OMNE GENU FLECTATUR』 イエスの名に全ての人がひざをかがめるよう  フィリピ2.10 混声三部 In nomine Iesu omne genu flectatur 10月29日コンサートのために奄美大島へ渡った。教会の鐘の献納式のためにこの歌を作曲した
079 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1963年 『IO DEPONGO NEL TUO SENO』 私は御胸に委ねます 日本の歌「さくら」のメロディー 民衆の歌から 一声とオルガン R. Bosco和声付け Io depongo nel tuo cuore il pensier イタリアのフラスカーティにいた教え子Gianantonio神父の金祝にささげた。さくらのメロディー
080 聖書の言葉 Parole della Scrittura 1943年6月6日 『MESSIS QUIDEM MULTA』 I刈り入れは多けれど  ルカ10.2 アカペラ  混声三部 Messis quidem multa, operarii autem pauci 布教の日のため。チマッティ神父の名曲の一つ。戦時中に作曲された
081 聖書の言葉 Parole della Scrittura 1952年1月12日 『MISERICORDIAS DOMINI』  主の憐れみを  詩篇89.2 アカペラ またはオルガンと混声三部 Misericordias Domini in aeternum cantabo 2月24日横浜教区のルカ荒井勝三朗司教叙階のために歌われた名曲である。1954年LDCから印刷された
082 主の歌 Canto al Signore 1900年6月14日Parma 『LA COMUNIONE SPIRITUALE』 霊的拝領   N.Tommaseo 一声とオルガン R. Bosco和声付け Necessita' dell'anime, degli angeli diletto 音楽の大学試験を受けるために訪れた時に際して
083 主の歌 Canto al Signore 210 『O bone Jesu』 ああ、優しいイエス 自筆写譜あるが、E.Bottigliero作曲である   テノール O bone Iesu Saviniの目録には載っているが、チマッティ神父の作曲ではない。移した楽譜にその名前はない
084 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1925年5月24日 『O SACRO CUORE, DIO REDENTORE』 救い主なる神、聖心よ   民衆野歌から 一声とオルガン (伴奏部無し) O Sacro Cuore Dio Redentore, regna 会衆のための歌
085 主の歌 Canto al Signore 1956年3月23日 『PER LIGNUM SERVI FACTI SUMUS』 木のゆえに奴隷になった   典礼の言葉 混声三部とオルガン 伴奏部無し Per lignum servi facti sumus ご受難のための歌
086 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1937年9月15日 『PIE JESU DOMINE, DONA EIS REQUIEM』 主イエスよ、彼らに平安を与えたまえ 典礼の言葉 アカペラ  男声三部  Pie Iesu Domine, dona eis requiem 沼津でのフィリッパ神学生水死に際して
087 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1947年頃 『QUICUMQUE CERTUM QUAERITIS』(T) 確かなものを探し求める者よ (聖心の賛歌 )   典礼の言葉 同声二部、(伴奏部無し) Quicumque certum quaeritis イエスの御心の賛歌
088 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 20 年不明 『QUICUMQUE CERTUM QUAERITIS』(U) (“Te Deum”のメロディー)  典礼の言葉 同声二部とオルガン 伴奏部無し Quicumque certum quaeritis イエスの御心の賛歌
089 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 20 年不明 『QUICUMQUE CERTUM QUAERITIS』(V) (“AVE VERUM”のメロディー)  典礼の言葉 同声二部とオルガン 伴奏部無し Quicumque certum quaeritis イエスの御心の賛歌
090 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1944年以前 『QUICUMQUE CERTUM QUAERITIS』(W)   典礼の言葉 一声およびオルガン 伴奏部無し Quicumque certum quaeritis イエスの御心の賛歌
091 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1951年頃 『QUICUMQUE CERTUM QUAERITIS』(X)   典礼の言葉 二部とオルガン 伴奏部無し Quicumque certum quaeritis イエスの御心の賛歌
092 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1944年以前 『QUICUMQUE CERTUM QUAERITIS』(Y)   典礼の言葉 一声、オルガン (伴奏部無し) Quicumque certum quaeritis イエスの御心の賛歌
093 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 20 年不明 『QUICUMQUE CERTUM QUAERITIS』(Z)   典礼の言葉 一声およびオルガン 伴奏部無し Quicumque certum quaeritis イエスの御心の賛歌
094 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 20 年不明 『QUICUMQUE CERTUM QUAERITIS』([)   典礼の言葉 一声およびオルガン 伴奏部無し Quicumque certum quaeritis イエスの御心の賛歌
095 主の歌 Canto al Signore 1956年3月20日 『SALVATOR MUNDI』 世の救い主よ   典礼の言葉 混声三部のアカペラ Salvator mundi, salva nos ご受難のための歌
096 イエスの聖心 Sacro Cuore di Gesu' 1924年6月 『SUL TUO BEL COR GLI UOMINI』 あなたの優しい聖心に対して人々は 聖心への歌   L.Loschiavo 一声とオルガン 伴奏部無し Sul tuo bel cor gli uomini osarono ingiuriar 会衆のための歌
097 Tantum ergo 1900年3月19日 『TANTUM ERGO』 01  典礼の言葉 混声三部とオルガン 伴奏部無し Tantum ergo sacramentum   聖体讃美式のための歌。残っている一番ふるいTantum ergo
098 Tantum ergo 1902年クリスマス 『TANTUM ERGO』 02.   典礼の言葉 一声とオルガン 伴奏部無し Tantum ergo sacramentum   聖体讃美式のための歌
099 Tantum ergo 1950年頃 『TANTUM ERGO』 03   典礼の言葉 アカペラ  同声2部合唱   Tantum ergo sacramentum   聖体讃美式のための歌。無原罪の聖母の九日間のため、と書いてある
100 Tantum ergo 1953年頃 『TANTUM ERGO』 04.   典礼の言葉 一声とオルガンで 伴奏部無し Tantum ergo sacramentum   聖体讃美式のための歌