チマッティ神父による
尋常小学国語読本からの31作曲

チマッティ神父は、192628日、46才で日本に着いたが、最初の一年、日本語の勉強にあてられた。教科書は『尋常小学国語読本』12巻だった。なんとか話できるまでは何ヶ月もかかったが、毎日曜日、宮崎カトリック教会で信徒と付き合い、教育者としては特に子供たちに気を配っていた。そのため、子供たちが使う同じ教科書の詩を作曲し、日曜学校で教えるようにしていた。以下は、確認できた、その中の31曲である。16曲はCD2番『チマッティ神父 その声その心』で聞くことができる。
曲番号
教科書のページ
巻一 サルとかに
759
10
デンデンムシムシ
726
21
巻二 菊の花
681
夕やけこやけ
769
17
木の葉
697
22
736
37
飛行機
636・627
69
巻三 うちの子猫
702
10
ねんねん ころりよ
738・739
11
兄弟
700
28
仕事なされよ
937
33
富士の山
733
80
巻四 むぎ蒔き
760
やまびこ
690・691
30
いろはにほへと
629
51
しいの木 かしの実
703
55
春が来た
688・689
88
巻五 大日本
707
私のうち
732
29
635
60
一足一足
643
95
巻六 なぎ
641
21
冬の夜
744
48
からまつ 記念の木
724
98
巻七 松風 初夏のよる
777
34
巻八 雪解け道
737
55
水の力
695
81
廣瀬中佐
676
97
巻九 ――
巻十 ――
巻十一 遠足 鳴くひばり
673・751
11
われら海の子
761
79
巻十二 明治天皇御製
661
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