資料館News 2005年12月-2

『オペラ細川ガラシア夫人』1940年5月21・22・23日大阪公演のチラシ発見

昭和15年1月24・25日東京の日比谷公会堂で上演されたチマッティ神父作曲のオペラ『細川ガラシア夫人』は、同年5月23・24・25日に大阪の朝日会館でも3回上演された。一年後世界大戦が始まったため、この公演についてあまり詳しい情報が残っていなかった。ところが、先日、ローマのサレジオ会本部の資料室から当時のチラシが出てきて、それから分かるように、その時の指揮者はあの有名な朝比奈隆であった。また、公演が実現したのは当時の稲畑商店の後援によりであった。ちなみに、このオペラが最後に上演されたのは、2004年10月8・9日、東京オペラシティコンサートホールの時である。

このオペラは、山田耕筰作曲の『黒舟』より十ヵ月も前に上演されたので、まさに幻のオペラ、日本の最初のオペラと言える。 

 

 


チマッティ資料館 館長/ガエタノ・コンプリ神父
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