資料館News 2012年7月

チマッティ神父の最期の瞬間〜主治医森口幸雄師来日

 最期までチマッティ神父を診てくださり、現在はブラジルのリオ・グランデ大学で教授を務めている森口幸雄師(86歳)は、7月6日サレジオ神学院を訪れ、10:30のミサに与かりました。ミサ後、参加者に感動的な話をされました。その後、皆と一緒にお墓の前でお祈りしました。

その話は、ご自分が体験したチマッティ神父の最期の瞬間のことでした。

1965年10月6日の朝早く、チマッティ神父の様態が悪化し、緊急にサレジオ神学院に呼ばれました。チマッティ神父は臨終状態でした。会員たちがその部屋に集まり、院長クレワコレ神父が小さな祭壇でミサを捧げていました。私はチマッティ神父の脈を確かめていましたが、次第にそれが弱まり、司祭がラテン語のミサで「Ite missa est!  ミサ聖祭が終わりました。行きましょう!」と言った時に、チマッティ神父の脈が止まりました。地上のそのミサが終わっていたのです。きっと、まっすぐ天国に行きました、と私は確信しています。チマッティ神父が聖人でなければ、この地上に聖人はいないと私は思います。診察するたびにその印象を受けていたのでした。

 森口先生は、ご死去のことを確かめるために、すぐに出席者にそのことを伝えませんでした。シモンチェリ神父が次のミサを始めた後、福音書を読んでから、奉納の前に伝えたとのことでした。列福調査のために証言した時にも、森口先生は同じことを話しておられました。

 

森口師とともに(1) 森口師とともに(2)

チマッティ資料館 館長/ガエタノ・コンプリ神父
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