サレジオ教会での記念コンサート

１０月２日１４時から、チマッティ神父の帰天４０周年を記念するため、碑文谷のサレジオ教会で盛大なコンサートが開催されました。今回、福岡、大阪、仙台、前橋からもわざわざ訪れた方々を含め、４００人以上の信奉者が広い教会堂をほとんど満席にし、２時間にわたってチマッティ神父の名曲を楽しみました。毎度協力してくださるソリストやコーラス、また今回始めて参加したサレジオ教会の子供コーラスも立派にプログラムをこなし、楽しいひと時を味わわせてくださいました。

特に第二部の『使節帰る』というオペレッタが大喝采を得ました。これは、１５８２年の天正遣欧使節が１５９０年に帰国する場面を歌った名曲です。１９４１年、タシナリ師の脚本を基にチマッティ神父が作曲し、同年上演され、１９６０年宮崎で二回目上演されました。今回、４５年ぶりの上演でした。メロディーの美しさや、寺沢直樹先生の指導のもとで調和のとれた声で歌ってくださった男性コーラスは、観客をひきつけました。

チマッティ神父のオペレッタが４９もあることを思えば、次々と新しい発見が期待されるでしょう。

コンサートのようす
		チマッティ資料館 館長 ガエタノ･コンプリ神父