1. |
Tota pulchra (272) |
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1900年作曲 |
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Tota pulchra es Maria
O Maria, tota pulchra es
et macula originalis non est in Te.
Tu gloria Jerusalem
Tu laetitia Israel
Tu honorificentia populi nostri.
Maria, Maria, Maria,
tota pulchra es.
Maria, Maria, Maria
et macula non est in te.
Maria tota pulcha es.
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マリアよ、あなたは全く美しい
原罪の汚れはあなたにはなく
あなたはエルサレムの誉れ
あなたはイスラエルの喜び
あなたは私たちの民の名誉 |
Salve Regina (262) |
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1942年作曲 |
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Salve Regina, Mater misericordiae
vita, dulcedo et spes nostra, salve.
Ad te clamamus exules filii Evae,
Ad te suspiramus gementes et flentes,
in hac lacrimarum valle.
Eja ergo advocata nostra,
illos tuos misericordes oculos ad nos converte;
et Jesum benedictum fructum ventris tui
Nobis post hoc exilium ostende.
O clemens, o pia, o dulcis Virgo Maria.
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天の元后、憐れみ深い母よ、
私たちの命、慰め、望みなるかた。
私たち、さすらいのエヴァの子は
この涙の谷に
あなたに向って泣き叫びます。
私たちの代願者よ、
憐れみのおん目で私たちを省み
ご胎内の祝福されたおん子イエスを
このさすらいの後私たちにお示しください。
寛容で、慈悲ある、甘美な乙女マリア。 |
2. |
虹 (635) |
歌詞 尋常小学校教科書 |
1926年作曲 |
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あれ!あれ!虹が出ている
さて!さて!虹は美しい
さて!さて!虹がおもしろい。
森も小山も下にみて、
向こうの田から大空の
雲まで届く弓のなり
誰が掛けたか 虹の橋 誰が掛けたか 虹の橋
赤、黄緑が、紫と
七つの色を並ばせて
空の絵 絹絵 一筆に
誰が描いたか 虹の橋 誰が描いたか 虹の橋
雨の晴れ間にちょっと出て
ようありそうに天と地の時をつなぐ雲の上
誰か渡るか 虹の橋 誰が渡るか 虹の橋
あれ!あれ!虹が消えてゆく
あの鮮やかないろどりも
しだいしだいにうすくなり
小山のほうはもう見えぬ
誰が消すのか虹の橋
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3. |
La comunione spirituale霊的聖体拝領 (82) |
作詞 Nicolo` Tommaseo |
1900年作曲 |
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Necessita` dell’anima, degli angeli diletto,
degno non sono d’accogliere Te nel profano petto!
Ma suoni un sol tuo detto
Ah! Si`, Gesu` mio dolce,
e libera l’anima mia sara`!
I pensier nostri radono l’immonda terra stanchi
Puoi purificarli e reggere purificati e bianchi
A chi, se Tu manchi,
a chi la nostra vita, miseri, miseri!
a chi Signor andra`?
Dolce Gesu`, dolce Gesu`!
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魂の要求、天使たちの喜びであられる〔イエスよ〕
不敬の胸にあなたを受けるにふさわしくありません。
しかし、あなたの一言があれば、
ああ、そうです、甘美なイエスよ、
私の魂は開放されます。
私たちの考えは、汚れた地に這って疲れています。
あなたはそれを清め、潔白にされます。
あなたがいなければ、
惨めな私たちの命は
誰のところに行けるのでしょうか、
甘美なイエスよ、甘美なイエスよ。 |
4. |
E` la partenza (396) 出発 |
作詞 G.B.Fascie |
1925年作曲 |
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Sonore sonore ingrossano dei fiumi l’onde,
Protendon gli alberi le onuste fronde,
Maturi i grappoli attende il tino
Per l’aria un brivido corre al mattino.
Discende pallido di clivo in clivo
Il manto vivido del verde estivo
S’addensan nuvole tra rupe in rupe
La valle adombrasi di tinte cupe.
I viali spogliansi dei loro incanti
Di tra i filari volano i canti
I giorni allentano la lor cadenza
L’ore sbiadiscono: e` la partenza!
E` l’ora di partir, e` l’ora di partir!
Ma il cor restio lascia il tuo bel soggiorno
Nido di pace.
E` l’ora di partir, e` l’ora di partir!
E parte col desio dell’ora del ritorno
Nido d’incanti.
Rivede dall’ amiche piante al brezzo
I prati meriggianti
Dolci pendici dall’alpestre olezzo,
Piene d’ombrosi incanti.
Cara chiesetta, in cui canto e preghiera
Sgorgan qual rio montano,
Cara chiesetta, che mattino e sera
Alberghi un canto arcano,
Cara chiesetta, conserva d’anno in anno
L’eco del canto alterno
Di quei che furon, di quelli che saranno
Stretti in amor fraterno.
E lieta un’onda di vita perenne
Sgorga con ritmo pio
Abbraccia il mondo nel fluttuar solenne
Sotto la man di Dio.
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河の波が膨れ
木の枝が重くなって垂れる
樽が熟した葡萄の房を待ち
朝の空気が冷え込む。
山の斜面には
夏の鮮やかな緑が薄れ
岩の間に雲が濃くなり
谷間の色は暗くなりつつある。
並木はその美しさを失い
葡萄畑の中からは歌が上る
日日の流れも遅くなり
次第にうす暗くなってくる。出発だ!
出発の時だ!出発の時だ!
でも心はこの美しい場所から離れがたい、
平和の巣よ。
出発の時だ!出発の時だ!
けれども、た戻りたい気持ちで離れてゆく
感嘆すべき巣よ。
心に浮かんでくる、木陰のそよ風
真昼に輝く牧場
アルプスに香る穏やかな斜面
思い出多い木陰が。
わが小さな聖堂よ、そこには歌と祈りが
山の小川のように湧き出た
わが小さな聖堂よ、そこには朝晩
神秘的な歌がただよっていた
わが小さな聖堂よ、年毎に保ちなさい
交合の歌のエコを
過去の人やこれからの人の
兄弟のように愛し合った人々の歌を
喜びのうちに続く命の流れが
敬虔なリズムをもって湧き出て
雄大に波立つ全世界を抱く
神の保護の下に。 |
5. |
La casetta di don bosco (466) ドン・ボスコの家 |
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1947年作曲 |
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Splendi sul lieto colle come un eccelso altare
Culla che a noi richiami tante memorie care
Qui tutto ancor ricorda del sognator la vita
Sotto lo sguardo amabile di mamma Margherita.
Ah, ti conosco e t’amo o umile casetta
Che al nostro sguardo splendi reliquia benedetta
Ah, ti conosco e t’amo o umile casetta
Reliquia benedetta
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朝日輝く 緑ののべに
静かにかたる 父のしずがや
豊な夢を 育みし母
やさし面影 母マルゲリタ
祝されし家 つつましき家
我らの家よ 聖なる泉
祝されし家 まどいの家よ
我らの父の家よ |
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Corona aurea 黄金の冠 (289) |
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1922年作曲 |
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Corona aurea super caput eius,
Expressa signo sanctitatis.
Gloria honoris et opus fortitudinis.
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黄金の冠がその頭の上に。
聖徳のしるし、
名誉と光栄と力のわざ。 |
6. |
ドン・ボスコの叙階 (4) オラトリオ |
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1941年作曲 |
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(三人の天使入場) |
天使1
天使2
天使3
三人の天使
守護の天使
ドン・ボスコ
天使たち
天使たち
ドン・ボスコ
守護の天使
天使たち
ドン・ボスコ
守護の天使
ドン・ボスコ
守護の天使
全員
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Vexilla regis prodeunt (十字架を持つ)
Hic est calix novi testamenti qui pro vobis fundetur (カリスを持つ)
O salutaris hostia (ホスチアを持つ)
天つみ神のみ旨より 選ばれし者 いざ来たれ
恐れを捨てて い進みて 主の山の道 いざたどれ
心を捧げ いざあげて みたまを捧げ 三位の主に
天つみ神のみ旨より 選ばれし者 幸なるよ
(守護の天使とともに助祭ドン・ボスコ入場)
とこしえの主のみ心は 汝をば愛したまいけり
我赴かん祭りの庭へ み主のわが若きをば よみしたもう
天つみあるじに われゆかん (退場)
主のえきしゃ とこしえに メルキセデクのごときなり
勇み踊りて喜べよ 主に選ばれし幸いの者
ことに主は従いて 天をくだりて地にやどる
おん血のみ糧み体を なれが与える尊さよ
赦しを人とわば われは赦しとなが力
あるじののりを言い伝え なれは教える天の道
勇み踊りて喜べよ 主に選ばれしさちの者
(守護の天使と共に司祭になったドン・ボスコ入場)
あめのみ栄えみあるじに 地にてやすけさ良き人に
卑しき者なれど 捧げまつらんかしこみて
われは 聖なる父のみ主に いと穢れなき犠牲を
きよく尊きこのいけにえを受け入れたまえみ主よ
願わくはなが手より この捧げをば受け入れて
み名の栄えにきせしめて 人ぐさのためならしめを
み名の栄えにきせしめて 人ぐさのためならしめを
聖なる、聖なる、聖なるわが主
ちよろずのいくさ ひきいきたもう
わがみあるじよ 天地に満ちてりこのみ栄え わがみあるじよ
願わくは卑しき者の祈りをば 聞き入れ給え
かしこくも久遠の泉 み教えを
われ人ぐさに ふさわしく伝えゆることを
わが舌に教え給えや みあるじよ
うき世のわらべ 願わくは 命ののりをい学びて
み母マリアとみあるじを 愛しまつらせ とこしえに
勇み踊りて喜べよ なれの祈りは聞こえゆなり
わが願いごとはとどくなり 湧きてあふるる喜びは
いざ み恵をみあるじに なれひれ伏して 謝しまつれ
いざいざ友よ もろともに
集り来る ひがしにし 父をたたえん
ドン・ボスコ われらの父よ、万歳、万歳、万歳
われら雄々しく 若人の声こだまする 天のはてに |
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