オペレッタ
『支倉六右衛門常長』
H.Heuvers作詞 1942年 V. Cimatti作曲
1613年10月、支倉六右衛門常長一行はフランシスコ会のソテーロ神父と共に伊達政宗より遣欧使節としてメキシコ経由でスペインとローマへ派遣された。一行はメキシコやスペインで洗礼を受け、1615年11月ローマで教皇パウロ5世より謁見を受けた。帰国したのは1620年9月キリシタン迫害の最中であった。
このオペレッタは、一行がバルセロナを出てローマへ向かう途中の船の中での出来事を描いている。今回の上演は1942年以来である。その年、東京、東北などで国民歌劇団より何回も上演された。第二幕の一部はスペイン語であった。
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