日々の霊性 |
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聖フランシスコ・サレジオと聖ヨハネ・ボスコ
チマッティ師は聖フランシスコ・サレジオと聖ヨハネ・ボスコをよく研究した。
聖フランシスコ・サレジオは、16世紀のヨーロッパ人に、聖性は誰でも得ることのできる恵みだと教えた。
キリスト者であれば誰でも、自分が置かれている環境の中で、現世的な事柄に携わっていても、聖人になることができる。
現代でも評価され、読まれている『信心生活入門』と『神愛論』という著書の中でその教えを説いている。 チマッティ師はドン・ボスコをまねた
チマッティ師は、この二人の聖人の精神を研究した。そして自分の血肉にし、
教育者、霊的指導者の生活にそれを生かし、日々の霊性を重視した。
それは、よりよく、あるいは聖人になるには、毎日の務めや仕事を、
熱心かつ喜びのうちに、その時その時きちんと行えばよいのである。 偉大な業を行う必要はありません。小さな道を歩きましょう
調布サレジオ神学院で神学を教え、九年間チマッティ師のそばで生活したカントーネ神父は、次のように書いている。
「今晩の日曜講話の中で、チマッティ神父は次の言葉で、サレジオ会霊性の真髄を総括した。
『偉大な業を行う必要はありません。小さな道を歩きましょう。それは、毎日のすべての務めを、素直に、神様のために果たすことです』。
これは新しいことではないが、それをここに記したのは、この言葉で、チマッティ神父が自分自身を定義したと感じたからだ。
チマッティ神父は単純素朴な人で、非常に真剣に、ごく自然に、神のお望みなら、どんな小さなことでも忠実に果たす人だからだ。」 完全な真剣さ
ところが、チマッティ師は、誰もがもっている程度の善良さで満足していたと考えてはいけない。
本当は要求が高く、厳しかった。「生ぬるさ」に打ち勝って、自分がよりよい者になるように、理想を高くするように絶えず促していた。
「前向きになって、できるだけのことをしてからでも、あともう少しがんばりなさい」と最善をつくすようによく勧めていた。
自分が実践していた「完全な真剣さ」を理想として皆に提起していた。 チマッティ資料館 |